シェイクスピアジュリアス・シーザー(ISBN:4003220463)を読んでみた。
小中学生のころ、夏休みの宿題で出た読書感想文をことごとく出さなかった僕としては、ここで感想なんかは書かずに、読んでてふと思ったこととかをちょっと書き残してみる。
普通な小説かと思って開いてみたら、劇だった。せりふだらけで*1、場面が想像しづらい。ト書きがあるけど、単調でつまらないし、舞台を想像させるから、どうもいやだ。せりふだらけだからか、テンポが良くて、短めで、読みやすい、ってのはあるけれど、本で読むべきじゃなかったなぁ、とか思った。
ジュリアス・シーザー」より「ユリウス・カエサル」に慣れてる僕としては、登場人物の名前の表記で引っかかった。ってか、「シセロ」が「キケロ」の事だと解ったのは、半分くらい読んでから、だったし。「アントニー」だとか「マーク」だとか、なんだか古代の人っぽくない感じがする。実際どうだか知らないけどさ。
短いからか、なんだか物足りない感じ。
俗っぽい感じがして、ちょっといや。
亡霊出た後のブルータスの行動がよくわからん。

*1:そりゃそうだ。