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7/12*1に借りた「ヒトはいつ人になるのか」*2を、やっと読み終わった。
第一部は、理解できる*3のだけど、第二部はさっぱりわからん。なんだか前提が違ってるような感覚。そんな感じで読みづらかった。
内容はわるくないんじゃねぇの。わけわからんかったけど。
第二部も最終章くらいわかりやすかったら、よかったのに。
…ってか、内容について、何か書けって感じだな。えっと、えぇと、、、たぶん、僕の考えてたことと同じ方向だと思う*4。単に生物としてのヒトを、神聖視したりはしない、とか、クローンの技術的な問題と、それが解決されたらどうなんだ、とか。他にもあった気がするけど、忘れた。「他者」がどうこう、ってのは、なるほど、と思った。
そういえば、なんかメモしたなぁ、とか思って携帯をあさってみたら、メモが残ってた。8/4 12:12。「僕には一つ疑問がある。」とかいうタイトルで、自分宛にメールしてる。てきとーにまとめてみる。
「なんでこんなやつの子供に生まれてきたのか」とか、「あの人の子供に生まれてきてたらなぁ」とか、「あんな国じゃなくて、日本に生まれてきてよかったなぁ」とか、そんなことを考えることがあるようだ*5。
それでいて、「何億個の精子の中のたった一個が…」とかいって、同じ自分が生まれる確立は何億分の一、だとか、そういう風に感じることもあるらしい*6。
一方では親が誰であれ、生活環境がどうであれ、自分は生まれてきたように感じ、また一方では精子一個違っただけで、自分は生まれてこなかったと感じる。
障害のある人に聞きたい。もし、自分の生まれる前、受精卵の段階で障害があるかどうかを調べて、障害のない受精卵を選ぶことができたとしたら、それをしてほしかったかどうか。*7
自分の容姿に不満のある人に聞きたい。もし、自分の生まれる前、受精卵の段階で遺伝子書き換えたりとか、どうにかこうにかできたとしたら、それをしてほしかったかどうか。*8
天使がコウノトリで、こっちの親のとこに運ぼうとしたら、間違えてこっちに持ってっちゃった、とか思い浮かんだ。下のは、魂とかそんなもんはなくて、ただ偶然*9の産物として生まれてきた、とかそんな感じかな。