日本語テスト。

実験の課題やんなきゃいけないのに、
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060113-00000092-myc-sci
とか見て、日本語テストやってますよ。
http://www.atok.com/nihongotest/

「一世一代」の正しい読み方は、どっちでしょう。

いっせーいちだい。

手紙の脇付(わきづけ)について、次の説明のうち、正しいものを選んでください。

脇付って何ですか。

テスト結果

kou21058さんのテスト結果です

66点 ふつうです

寸評
正しいコトバは選んでいるのに、「つまずく」を「つまづく」に、「通り」を「とうり」にするなど、微妙な違いで間違えてしまうあなた。まずは、「じ・ぢ」「ず・づ」「う・お」「を・お」の使い分けがすばやくできるようになりたいですね。
最強の日本語入力システムATOKなら、そんな表記の間違いを判断して、入力中に指摘。文章を書くうちに自然とかなづかいが身に付いて、日本語表記力を大幅にパワーアップできます。

ふつうですか。確かにATOKに指摘されまくりですよ。
問題中に出てなかった「つまずく」「通り」を出してるのは、これをコピペして張り出してまだ問題解いてない人が見ても、大丈夫なように配慮してるってことかな。画像のaltもしっかり付いてて、コピペで持ってこれたけど、要らん空白(含む改行タブ)が多くて、手を加える必要がありましたよ。どうせならコピペしやすい形で表示してくれればよかったのに。


以下、僕が間違えた問題。ねたばれあるよ。

問1

「一世一代」の正しい読み方は、どっちでしょう。
(1) いっせいちだいの名演技
(2) いっせいいちだいの名演技

答え (1)
解説
「一世を風靡(ふうび)する」「一世一元」などでは、「一世」は「いっせい」ですが、「一世一代」の場合は、「一世一度(いっせいちど)」から出た語といわれ、「いっせいちだい」が正解になります。

へぇ。上にも書いたけど、「いっせーいちだい」って言ってたなぁ。同じようなのが、なんかあったなぁ。あ、あれだ、いっしょーけんめい。

問10

「近付く」を現代かなづかいで書きました。正しいのはどっちでしょう。
(1) ちかづく
(2) ちかずく

答え (1)
解説
「づ」が正解。
「ちかづく」は、形容詞「近い」の語幹「ちか」+動詞「付く」からできた語で、この場合はことばのでき方にしたがい、「付く(つく)」のかなづかいに合わせて、「づく」と書くのが現代かなづかいの決まりです。
「片づく」「基づく」なども同様です。

ちょっと考えすぎたような。どこで読んだか忘れたけど、いろいろルールあるけど、発音通り*1でいいってあったような記憶が。

問12

二百十日」を現代かなづかいで書きました。正しいのはどっちでしょう。
(1) にひゃくとうか
(2) にひゃくとおか

答え (2)
解説
「十」を「トー」と読む場合の、正しいかなづかいは「とお」。
「十」は、歴史的かなづかいでは「とを」と書きますが、現代かなづかいでは、「を」は、助詞の「を」を除き、すべて「お」と書く決まりになっています。そこで、「とお」と書くことになるのです。歴史的かなづかいで「をとこ(男)」と書いたものが、現代かなづかいでは「おとこ」となるのと同じ理由ですが、「トー」と発音する語は「とう」と書くことがおおいために、つい「とう」と書きがちです。

「歴史的かなづかいでは」とか知らんがな。10といえば、「10分」は、「じゅっぷん」じゃなくて、「じっぷん」って読むとかあったような。というか、「にひゃくじっにち」とか読みましたよ最初。なにそれ。

問13

次の太字の語は「送り仮名の付け方」に従って送ったものです。正しいものを1つ選んでください。
(1) 私は必らずしも賛成しない。
(2) 幼な子イエスの生誕を祝う。
(3) 恥かしいことをした。
(4) 己の立場ということも考えなさい。
(5) 四季折り折りの歌を歌う。

答え (4)
解説
それぞれ「必ずしも」「幼子」「恥ずかしい」「己」「折々・折折」が正しい送りがなです。
特に、「幼子」「己」は、「幼な子」「己れ」としたくなるかもしれませんが、現行の送りがなでは認められていません。

どれ選んだっけな。そうそう、(5)だ。
「幼子」って、「ようし」とか読みそうだな。ょぅι。
「己」を「おのれ」って読むんじゃ、「おのがなんとか」みたいなのはどう書くんだよ、ああ、「が」が現代じゃないのか。

問14

次の文で、外来語の表記がより適切なのはどちらでしょう。
(1) ボーリング大会でストライクを連発する
(2) ボウリング大会でストライクを連発する

答え (2)
解説
外来語の伸びる音は、一般に「ー(長音符号)」を使って書きます。それに従えば、「ボーリング」が正しいことになりますが、この場合は例外で、「ボウリング」が正解。
穴を掘るほうの「borring」を「ボーリング」とし、スポーツのほうの「bowling」を「ボウリング」として、紛らわしい語から生ずる混乱を避けようとするわけです。野球の場合は「ボール(ball)」、ボウリングの場合は「ボウル(bowl)」のほか、スポーツは「バレー(volley)」、舞踊は「バレエ(ballet)」なども使い分けられています。

へぇ、そんな使い分けが。「バレー」は、「バレーボール」とただの「バレー」と言ってた。シリコンバレーのバレーはどっち?
実際の英語の発音がわからんのは秘密。

問17

どちらのほうがより適切な言い方でしょうか。
(1) 先生とお会いしたく、今から御自宅に伺います。
(2) 先生にお会いしたく、今から御自宅に伺います。

答え (2)
解説
何となく分かってはいるが、違いを説明せよと言われると困ってしまうのが助詞の用法です。
ここでは、とりあえず、「と」は対等の相手を、「に」は動作の向かう方向性のある相手を表すと覚えておきましょう。「先生とお会いする」というと、先生が対等の相手になり、礼儀を失する言い方になってしまいます。「に」を使って、「先生にお会いする」というほうがより適切な言い方になります。

これだいぶ悩んだ。「と」がわざわざ会いに行く、「に」が偶然会ったような、そんな感じがして、(1)を選んだのだけど。

問20

次の文のうち、誤った使い方をしている敬語はどれですか。
(1) 先生が参られました。
(2) 先生がいらっしゃいました。
(3) 先生がおいでになりました。
(4) 先生がお見えになりました。

答え (1)
解説
「参る」は「来る」の謙譲語であって、尊敬語ではありません。(1)は、謙譲語を尊敬語と誤認して使ったもので、誤りです。
(2)(3)(4)が正しい言い方です。「来る」を使って、「先生が来られました」ということもできますが、洗練の度合いからいうと、(2)(3)(4)には及びません。
(3)(4)を簡略化して、「先生がおいでです」「先生がお見えです」ということもできます。
なお、「先生がお見えになられました」は二重敬語。誤用になります。

がっ。「誤った」だった。そりゃ(1)だよ。

問23

手紙文で初めのあいさつに使う「拝啓」の類を頭語(とうご)、結びのあいさつにつかう「敬具」の類を結語(けつご)と言います。ところで、手紙文は、「拝啓」で始めたら、「敬具」で結ぶというように、形式的な約束ごとがあります。適切な組み合わせのものを選んでください。
頭語 ― 結語
(1) 前略 ― 敬具
(2) 冠省 ― 草々
(3) 謹啓 ― 不一

答え (2)
解説
「前略」は、時候のあいさつを省略しますの意。「草々」(ときに「不一」)で結びます。
「草々」は、簡略なさまをいう語で、「匆々」とも書きますが、「早々」と書くと誤り。
「冠省」も、時候のあいさつを省略する意ですが、「前略」よりもやや硬い表現で、「草々」と組み合わせて、(急ぎの)ビジネス文書などで使われます。「かんしょう」と読み、「かんせい」と読むと誤り。
「謹啓」は、最上級の敬語ですから、「敬具」で結ぶのが一般的。
「不一」は、意を尽くさないの意で、「草々不一」とも使います。

「前略」→「早々」だけは、なんとなくわかった。で、(1)、(2)を消して(3)にしたら違った、と。
どーでもいいけど、こいつらの存在理由がわからんのだが。

問27

次の文のうち、正しいのはどれですか。
(1) 愛想もくそも尽き果てる。
(2) 愛想もみそも尽き果てる。
(3) 愛想もこそも尽き果てる。

答え (3)
解説
「愛想もこそも尽き果てる」は、「愛想が尽きる」を強めていう言い方。
「こそ」は語調をととのえるために加えたもので、特別の意味があるわけではありません。
有名な小説家で、「愛想もくそも尽き果てる」と書き続けた人もいますが、もちろん誤りです。

ふうん。

問28

次の文のうち、孔子のことばで、人として当然行うべきことと知りながら、それを実行しないのは勇気がないからである意を表していることばはどれでしょう。
(1) 義を見てせざるは勇なきなり。
(2) 機を見てせざるは勇なきなり。
(3) 奇を見てせざるは勇なきなり。

答え (1)
解説
「義を見てせざるは勇なきなり」は、『論語・為政』にあることばで、人として当然行うべき正義と知りながら、それを実行しないのは勇気がないからであるの意。
「義」は「仁」「礼」「智」「信」とともに儒教五常の一つ。筋道の通った正しい行いをいいます。
「機を見てせざるは勇なきなり」はそのもじりで、機会が到来しているのに実行をためらう人を勇気づけていうことがあります。

「ぎをみて…」の音は記憶に残ってたのだけど、「義を見て」って何だ、と思って、(2)にしてみた。「機を見て…」も使うことあるのね。


以上間違ったもの。あと気になったのは、

問4

「ぜったい絶命」の正しい書き方は、どっちでしょう。
(1) 絶体絶命のピンチ
(2) 絶対絶命のピンチ

答え (1)
解説
「絶対多数」「絶対安静」「絶対主義」などは「絶対」ですが、「絶体絶命」の場合は「絶体」が正解。
「絶体」も「絶命」も、九星術の凶星の名前から出たもので、「絶対絶命」は誤りです。

体も絶つ、命も絶つ、で、死んじまうよ、かと思ってた。そういや、体を絶つ、っておかしいか。体を断つ、ならわからんこともないが。

問6

「げきを飛ばす」の正しい書き方は、どれでしょう。
(1) 撃を飛ばす。
(2) 激を飛ばす。
(3) 檄を飛ばす。

答え (3)
解説
「檄」は、古代中国で役所が説諭などを書いて発行した文書のことで、「檄を飛ばす」は、自分の主張などを強く訴え、人々に決起をうながす意。俗に、激励する意でも使いますが、これを誤りとする立場もあります。
「激を飛ばす」「撃を飛ばす」と書くのは誤り。

「檄文」とか聞いたことあるような。でも実際どんな文なのかは知らんなぁ。

問7

漢字の使い分けを誤ったものは、どれでしょう。
(1) ラジオで野球の放送を聴く。
(2) この子は親の言うことを聞かない。
(3) 隣室から流れてくる音楽を聴くともなく聴く。
(4) 明日の午後のご都合をお聞きします。

答え (3)
解説
「聴く」は、耳を傾けて(=注意して)きく意。「音楽を聴く」と書けば、音楽に耳を傾け、熱心にきく意。「国民の声を聴く」の場合も同様です。
(2)の「聞く」は、聞き入れる意で、「聞」が一般的。
(3)の「聴くともなく聴く」は誤りで、「聞くともなく聞く」にしなければなりません。「聞くともなく聞く」は、耳に入ってくるのに任せる意ですから、「聴」を使うと誤りになるわけです。
(4)は質問する意で、「訊く」とも書きますが、そう書くと、問いただす意になりやすいので、注意。一般には「聞」を使います。

英語だと、「聞く」がヒアで、「聴く」がリッスンだったっけ。*2

問15

次の中で、ら抜き表現はどれでしょうか。
(1) かたこと英語なら何とかしゃべれます。
(2) カーブなら投げれますが、フォークは投げれません。
(3) 僕は、スキーもスケートもすべれません。

答え
(2)
正しい表現は「カーブなら投げられますが、フォークはまだ投げられません。」
解説
「しゃべれます」の「しゃべれ」、「すべれません」の「すべれ」も、「投げれます」「投げれません」の「投げれ」も、形の上からは〈ら抜き〉のように見えます。しかし、「しゃべれます」「すべれません」の「しゃべれ」「すべれ」は、それぞれ、五段活用「しゃべる」「すべる」の可能形「しゃべれる」「すべれる」の連用形といわれるもので、ともに正しい言い方です。
(2)「投げれます」「投げれません」だけが、ら抜きです。
そのほか、
「(×)来れる→(○)来られる」
「(×)着れる→(○)着られる」
「(×)出れる→(○)出られる」
などにも注意!

実際のとこ、よくわかってない。「しゃべらない」「投げない」「すべらない」の仲間はずれさがし。

問25

手紙の脇付(わきづけ)について、次の説明のうち、正しいものを選んでください。
(1) 縦書きの手紙で、宛名のすぐ下に、「〜様」に続けて書く。
(2) 縦書きの手紙で、宛名の左下に小さめの字で控えめに書く。
(3) 縦書きの手紙で、宛名の近くに、敬意がはっきりと目立つように大きく書く。

答え (2)
解説
手紙の宛名に添えて敬意などを表す「侍史(じし)」「机下(きか)」「玉案下(ぎょくあんか)」「御許(おんもと)」などを、「脇付(わきづけ)」といいます。
「侍史」は、むかし貴人に使えた書記のことで、お手紙を書記の手を経てうやうやしくお届けしますの意。
「机下」「玉案下」は、ともに貴方の机の下に差し出しますの意。
「御許」は、貴方のおそばに差し上げますの意で、これは女性専用です。

そんな手紙、見たことないんだけど。ちょっと違うけど、「内」ってのは見たことあるな。差出人側に付いてた。よくわからんが、「家内」の「内」と同じらしい。

*1:あ、「どうり」って書いて、ATOKに指摘された。

*2:カタカナなのは、スペルが分からないとか、そんなとこです。listenだったっけ。here? 表音じゃねえよなぁ。表(どっちかってゆーと)音。