Wikipediaの不統一感と、外来語の表記法について。
「イェナ」と「イエナ」が交ざってる。*1
フィヒテ追放後のイェナ
フィヒテがいなくなったイェナ大学は、1800年に教授資格を得たフリードリヒ・シュレーゲルとわずか23歳の若さで教授になったシェリングが哲学教壇の場に立っていた。共に先験哲学(超越論哲学)と題した講義をしたが、しかしシュレーゲルはわずか6週間で講義をやめ、ベルリンへ文学活動の場を求めて去っていた。一方、1801年には、ヘーゲルがイェナ大学へ招かれ、フィヒテがいなくなったイェナにおいてシェリングと共に哲学を担当していった。シェリングはその後もしばらく講義を続けたが、カロリーネとの結婚に踏み切り、1803年にイエナを去る。同年にヴュルツブルク大学が創設されると、ニートハンマーなどのイエナの著名な学者たちがそちらへ移っていった。ヘーゲルは一人哲学の講義を続けていたが、1806年のナポレオンの侵攻でイエナの街が戦火で廃れ、イェナ大学も一時閉鎖された。(精神現象学が完成したのは、この頃である。)混乱を避けるため、ヘーゲルはイェナを去った。このようにして、イェナにおけるドイツ観念論の世界は終わりを告げたのである。
そしてこっちだと、「イェーナ」。
イェーナ(Jena)は、ドイツのテューリンゲン州(チューリンゲン州)の都市。イエナと表記されることもある。
これらとは関係ないけど、最近 Wikipedia 見てて、言ってることが矛盾してるのをよく見かける。別の人が書いたからだと思うんだけど、その人が書いた部分がどっからどこまでか、とかを簡単に表示してくれるとありがたいなぁ、とふと思った。
何を見たんだっけなぁ。あ、あれだ、「技術士」だ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8A%80%E8%A1%93%E5%A3%AB
あと、これがメンドイ就職活動中。ソフトウェアとソフトウエアとか。*2
社名表記は「き“ゅ”ーぴー」ではなく、「き“ゆ”ーぴー」である。この理由について、キユーピーは、デザイン上の理由であるとしている。(同様の例としてキヤノン、シヤチハタ、富士フイルムなどがある)。