SaaSって初めて聞いた。
日経コンピュータの表紙に、「SaaSの衝撃」とか書いてあって、なんだよSaaSって、と気になったので、読んでみた。*1
で、家に帰ってきてから*2やふーぬーすをぱらぱらと見てたら、ちょうどSaaSが出てきて、気になった、と。*3
オンデマンドからノンデマンドへ
Webビジネス 2006年4月21日 09:00
オンデマンドからノンデマンドへ著者: Joshua Greenbaum
オリジナル版を読む (http://itmanagement.earthweb.com/columns/entad/article.php/3598831)
▼2006年4月21日 09:00付の記事
■海外internet.com発の記事オンデマンドが流行しているが、その最新の流行はなんだろうか? ビジネスモデルをよく見ると、オンデマンドだけでは限界があると感じる顧客が多いことが分かる。顧客は、オンデマンドが当面の資金繰りや解決策を見つけるまでの応急処置としてはすばらしいが、オンデマンドとオンプレミスを組み合わせるほうがうまくいく場合もあると考えているようだ。
正確にはハイブリッド型のオンデマンドと言う用語を使う人がいるかもしれないが、私はノンデマンド型 SaaS(Software as a Service)モデルと呼んでいる。どう呼ぼうと、オンデマンドサービスの恩恵を享受するために、ベンダーが顧客に対してすべてオフプレミスでカスタマイズがまったくできないような、厳密なオンデマンドモデルを採用するよう求めなくなった、と言う事実には変わりない。
オンデマンドモデルからノンデマンドを視野に入れるベンダーが増えている。ノンデマンドは、 SAP の最近の CRM オンデマンドサービスの中心で、多くの中小企業もこのモデルを受け入れている。
新興のオンデマンドデスクトップおよび PC 管理ソフトウェアのベンダー Everdream は、確固としたノンデマンドモデルを展開している。顧客は、オンプレミスとオンデマンドの混合から、完全なマネージドサービスオプションまで一連のサービスモデルの中から選択できる。
製薬業界向けチャネルコマースの管理ベンダー Edge Dynamics も、ノンデマンドに切り替えた。Edge は最近、顧客がオンデマンドとオンプレミスの間を簡単に行ったり来たりできるハイブリッド型のオンデマンドを発表した。
急速なコモディティ化が顧客を助ける
このような傾向は、オンデマンド市場がいかに急速に流行の先端から、ソフトウェアのデリバリモデルのひとつに成り下がったかを示している。確かに、オンデマンド市場は顧客にもベンダーにも多くの利益をもたらすが、オンデマンドサービス同士の競争では、結局のところ新製品の技術にかかっている。誰もがオンデマンドサービスを利用できるようになった今では、もはやオンデマンドだけでは競争を勝ち抜くことができるほどの差別化要因にはならない。
オンデマンドは急速にコモディティ化している。顧客にとってはとてもすばらしい傾向だが、競争に勝つための差別化を事実上オンデマンドサービスに頼りきっていたベンダーにとっては、さほどよくない( Salesforce.com はよく分かっているはずだ)。
ノンデマンドはどのくらい進化するだろう? オンデマンドは経済メリットが非常に大きいので、ハイブリッドサービスのオンデマンド面が衰えることはないだろう。オンデマンドではソフトウェアライセンスの収入やメンテナンスコストと、顧客の予算やベンダーの四半期報告をめちゃくちゃにするような一回きりの大きな取引とを切り離して考える。
オンデマンドに隠された増分費用方式に基づく支払いモデルのおかげで、ベンダーにとっては安定した収益が、顧客にとっては安定したコスト構造が実現している。 CFO(最高財務責任者)が事業について発言権を持つ以上、この年金型モデルがエンタープライズソフトウェアの未来に大きな役割を果たすことになるだろう。
オンデマンドの魅力はまた、ベンチャーキャピタルがオンデマンドの年金型モデルを非常に好んでいると言うことにある。安定した予測可能な収益ほど投資家を喜ばせるものはない。また彼らは、Salesforce.com がソフトウェア業界の中で、投資家に大金をもたらした非常に数少ない最近のビンテージ級の IPO の一社である事実も気に入っている。実際、こうした2つの要因が合わさり、ベンチャーキャピタルでは基本的にビジネスプランにオンデマンドモデルを持たないものには投資しない、と言う考えがうえつけられた。
金融モデルはともかく、オンデマンドのノンデマンド面も成長を続けるだろう。この業界では誰でも CFO の世話になっているものの、真の関心は顧客を喜ばせることに向けられている。少なくともそうであるべきだ。そして、ハイブリッド型オンデマンドモデルは、まさに顧客が求めていたものだ。
誰もが自分のデータとビジネスの工程を、ファイアウォールの外で働くベンダーにすべて任せる心づもりができているわけではない。支配魔とでも、実用主義者とでも呼べばいい。ノンデマンドが顧客の究極な選択になりつつある。この理由だけでも、これからはノンデマンドの時代だと言える。
まず、SaaSって何さ、ってことだけど、どうやらWeb経由でアプリケーションが使えるASPが、かなり自由にカスタマイズ可能で他との連携がしやすくなったよ、みたいな感じらしい。「さーす」って読めばいいのかな。「そふとうぇあ・あず・あ・さーびす」
例として出てたのが、セールスフォース・ドットコム。デモ画面が使える。→ http://www.salesforce.com/jp/
「ぐるーぷうぇあ」とか「さいぼうず」とかいうキーワードを思い出した。
「ノンデマンド」「オンプレミス」「オフプレミス」とかわかんねーよ。ってことで、ちょっと調べてみた。「ノンデマンド」と「オフプレミス」はわからんかったけど、「オンプレミス」は、自社内に設備を持ってることを言うらしい。「プレミス」は"premise"、土地とか屋敷を意味するそうだ。この場合、使う側が、自分たちの持ってるコンピュータにインストールして使う、ってのがオンプレミスか。たぶん「オフプレミス」はその反対、サーバは持たずに借りて使う感じかな。
で、「のんでまんど」ってなんなのさ。*4