研究室に配属されて、ひさしぶりにコミュニケーションが必要になった。
去年はほとんど使わなかった。その前は、体育や、実験でちょっと使ったかな。あとはほとんど必要ないような。
英語も先生によってはあったかなぁ。他にも席の近くの人とグループでなんかやる、ってのはあったか。
http://d.hatena.ne.jp/todesking/20060425/p2
2006-04-25
■[communication]大学における準ひきこもりという存在富山国際大学国際教養学部の紀要(http://www.tuins.ac.jp/jm/library/kiyou/mokuji/2006(mokuji).htm)に、きわめて興味深い論文が掲載されている。
* 大学生における準ひきこもり行動に関する考察 ―キャンパスの孤立者について―
* かぐや姫症候群に関する考察 ―準ひきこもり行動との関連から―非コミュ非モテネタが三度のメシよりも好き、しかも情報収集能力が極めて高いはてなダイアラーがこれらの資料に食いつかないのが結構意外なのだが、みんな気づいてないだけなんだろうか?
準ひきこもり行動とは何か。「大学生における準ひきこもり行動に関する考察」より引用強調引用者。
健康で、大学の成績も優秀であるし、車の免許も持っている。学校と家を往復するだけで夜遊びもしない真面目な子に育った。このままきっと社会人になって安定した人生を歩んでくれると、親は彼(彼女)の将来に希望を抱いてさえいる。しかし卒業を控えた時期になって初めて、親は自分の子のことをわかっていたようで、わかっていなかったことに気がつく。最終的に彼(彼女)は社会に適応することができないのである。一見適応しているかのように見え、期待を抱かせるだけに始末が悪いと言える。
大学にはきちんと来ており、単位もしっかり取れているので適応していると思い込んでいたのであるが、大学という誰とも関わらずに過ごして行ける環境の中で、偽りの適応を示していただけのことで、ライフスタイルの本質はひきこもりと何ら変わりはない。中学や高校のようにクラスが固定されている場では、仲間の輪に加われないことがプレッシャーになったり、いじめにあったりするが、大学ではそれがない。彼にとって大学への登校とは、毎回講演会や映画に行くようなものであり、気軽にできていたのである。
準ひきこもりの特徴について:
* たくましさに欠ける。社会で期待されている男性役割を身につけていない。
* 自己中心的、視野狭窄
* 善悪の区別はつく。おとなしくて真面目な部類にはいる。
* 真面目、成績もいい。レポート等は得意(コミュニケーションがそんなにいらないので)
* 無気力で、実際には人恋しいものの他者との関わりを避けようとする傾向が強い
* 学校行事、バイト、部活動等に参加しない
o アルバイトに精を出す大学生というと否定的に見られがちだが、準ひきこもりの大学生よりはましである。
* コミュニケーション能力が低い
* 他の学生から受け入れられず孤立しているという共通の境涯を絆にして同じ準ひきこもりの学生(キャンパスの孤立者)と一緒にいることがある
* 孤独感から他者(特に教師)の関心を引こうとする行動を取ることがある
* 知的側面に対して社会的側面が未成熟若者らしい溌剌さ、元気の良さがなく、暗くよどんだ雰囲気を持つ。外見には自信のなさが滲み出ている。気軽に声をかけづらい独特の雰囲気を持っている。長年孤立していると、こうまでいびつになってしまうのかと驚嘆するほどである。(引用者注:ひどすぎる(笑))
これを読んでどこかで俺を観察してる奴がいるなと思ったはてなダイアラーの皆さんは大勢いると思います!樋口康彦先生の分析が的確すぎ!でもなんか言葉の端々から「非コミュ死ね」オーラが出てる気がします(><)
準ひきこもりの存在率について筆者の印象では、10 人に1人というほど高率ではないが20 人に1人というほど低率でもないといったところであるなんて恐ろしい記述があったり(偏差値や学部によって傾向は異なるんだろうけど、確かにリアルな数字だという印象が)、準ひきこもりへの対策として、「ボランティアやサークル等で社会性を養うのが有効だが気づいたときにはもう手遅れ」なので、本来の能力からすると、ホワイトカラー関係の仕事が十分可能であるが、社会性の方に大きな問題を抱えておりブルーカラーな仕事しか勤まらないだろうといった絶望的な結論が非常に説得力たっぷりに記述してあってぎゃーっ、ぎゃーっ。もう嫌だ……